育休中の今でさえ、家事と育児で一日があっという間に終わっていく。ここに仕事が加わったら、いったいどうなってしまうんだろう。復帰が近づくにつれて、そんな不安が大きくなっていませんか?
こんなことで困っていませんか?
- 今でも手一杯なのに、復帰後に家事が回る気がしない
- お迎えから寝るまでの時間が、戦場になりそう
- 夫との家事分担が、なんとなくのまま
- 家電やサービスにお金を使うのが、もったいない気がする
私も復帰後は、帰宅してから寝るまでの時間に追われる毎日でした。最初にお伝えしたいのは、家事が回らないのは、がんばりが足りないからではなく、時間が足りないからということです。気合いではなく、仕組みで解決できます。
この記事では、復帰前の育休中にやっておきたい5つの準備を、わが家で実際に使っている時短家電やサービスとあわせて紹介します。
復帰後に家事が回らないのは、あなたのせいじゃない
復帰後の平日を想像してみてください。朝は自分の支度と子どもの準備をして登園。仕事をして、お迎えに行って、帰ったら夕飯作りとお風呂。食べさせて、寝かしつけて、そのあとに片付けと翌日の準備。
平日に自由に使える時間は、育休中よりずっと短くなります。それなのに、家事の量はほとんど変わりません。同じやり方のままでは回らなくて当たり前なんです。だからこそ、時間があるうちに「やり方」を変えておくことが大切です。
準備1:家事を書き出して「やめる・減らす・任せる」に分ける
まずは、毎日やっている家事を全部書き出してみてください。料理、洗い物、洗濯、干す、たたむ、掃除、買い物、ゴミ出し、保育園の準備。思っている以上にたくさんあるはずです。
書き出したら、ひとつずつ次の3つに分けていきます。
| 分け方 | 考え方 | 例 |
|---|---|---|
| やめる | やらなくても困らない家事 | 毎日の掃除機を週末だけに、タオルはたたまない |
| 減らす | 回数や手間を減らせる家事 | 料理は作り置きや取り分けで回数を減らす |
| 任せる | 家電、サービス、家族に頼める家事 | 洗濯は乾燥まで家電に、買い物はネットスーパーに |
「全部ちゃんとやらなきゃ」という気持ちを、少しだけ手放すのが最初の一歩です。
準備2:時短家電を入れて、家事を家電に任せる
「任せる」でいちばん効果が大きいのが、時短家電です。わが家では、ドラム式洗濯乾燥機、食洗機、ロボット掃除機、電気圧力鍋(自動調理鍋)の4つを使っています。
| 家電 | 任せられる家事 | 気をつけたいこと |
|---|---|---|
| ドラム式洗濯乾燥機 | 洗濯物を干す・取り込む | 本体が大きいので、設置場所と搬入経路の確認が必要。乾燥できない衣類もある |
| 食洗機 | 食器の手洗い | 置き場所の確認が必要。哺乳瓶やマグは、部品ごとに食洗機対応か確認を |
| ロボット掃除機 | 毎日の床掃除 | 床に物が多いと動きにくい。小さなおもちゃは片付けてから |
| 電気圧力鍋・自動調理鍋 | 火の番、煮込み料理 | 材料を入れておけば調理してくれる。慣れるまではレシピ選びに少し時間がかかる |
どれから買う?優先順位の決め方
全部を一度にそろえるのは大変です。迷ったら、「いちばん時間を取られている家事」や「いちばん苦痛な家事」から選ぶのがおすすめです。準備1で書き出した家事を見ながら考えてみてください。
わが家でいちばん困った時間帯と、食洗機
復帰後、わが家でいちばん大変だったのは夜の時間帯でした。帰宅したらご飯を作って、お風呂に入れて、食べさせて、片付けまでしたい。でも寝かしつけに時間がかかって、気づけば食器がシンクに残ったまま…という日が続きました。
こういうときこそ、食洗機が頼りになります。食べ終わった食器を食洗機に入れてスイッチを押しておけば、寝かしつけている間に洗い終わります。寝かしつけのあとに、疲れた体でシンクの前に立たなくてすむのは、本当に大きな違いです。
家電は、使い方に慣れるまで少し時間がかかります。復帰してから買うより、育休中に入れて慣れておくのがおすすめです。
準備3:サービスに頼って、買い物と料理をラクにする
家電と並んで助かるのが、家事をラクにしてくれるサービスです。
ネットスーパー
わが家ではネットスーパーを使っています。子どもを連れて買い物に行かなくてすみ、お米や飲み物、おむつのような重くてかさばる物も家まで届けてもらえます。
配送の時間帯は、夕方や週末から埋まりやすいことが多いので、使ってみて自分の生活に合うか、育休中に一度試しておくと安心です。
ほかにもこんな選択肢が
- 生協の宅配:毎週決まった日に届く。離乳食向けや、下ごしらえ済みの食材を扱っていることも
- ミールキット:食材とレシピがセットになっていて、献立を考える手間が省ける
- 冷凍の宅配弁当:温めるだけで一食になる。疲れた日の自分のご飯にも
- 家事代行:掃除や作り置きを頼める。月に数回だけ使うこともできる
お金を使うことに、罪悪感はいらない
家電やサービスにお金を使うのは、ぜいたくに感じるかもしれません。でも、それで生まれるのは、子どもと向き合う時間や、ママが少し休める時間です。家事にかける時間を、お金で買うと考えてみてください。がまんしてがんばり続けるより、ずっと健やかです。
準備4:夫婦それぞれ「できること」を増やしておく
家事分担というと、「料理はママ、ゴミ出しはパパ」のように担当を決める方法がよく紹介されます。でも、子どもの急な発熱や残業など、復帰後は予定どおりにいかない日がたくさんあります。
わが家では、夫婦それぞれができる家事を増やしておいて、お互いがやれるときに進めるようにしています。どちらかが動けない日でも、もう一人が回せるので、「担当の人がやっていないから進まない」ということがありません。
育休中は、パパにも料理や保育園の準備を一通り経験してもらうチャンスです。家電の使い方も、夫婦で一緒に覚えておくと安心です。
準備5:朝と夕方の流れを作っておく
復帰後にいちばん慌ただしいのは、朝の準備と、お迎えから寝るまでの時間です。育休中のうちに、次のような流れを作っておくとラクになります。
- 保育園の準備は前の晩に:着替えやエプロンの補充は、夜のうちにすませておく
- 夕飯は帰宅前に仕込んでおく:電気圧力鍋や作り置きを使って、帰ったら温めるだけにする
- 洗濯は夜に回して、朝には乾いている状態に:ドラム式洗濯乾燥機ならたたむだけ
保育園の持ち物の準備については、保育士が教える入園準備リストの記事も参考にしてください。
保育士から:お迎えのあとは、家事より子どもとの時間を
保育園から帰った夕方は、子どもも一日がんばって疲れています。ぐずったり、甘えてきたりするのは、よくあることです。
家事を家電やサービスに任せて生まれた時間は、ぜひ子どもとのスキンシップや、話を聞く時間にあててあげてください。帰ってすぐに少し抱っこをしたり、今日のことを聞いたりするだけでも、子どもは安心します。
家事は少しくらい残っていても大丈夫。子どもが安心して眠れることのほうが、ずっと大切です。
まとめ:復帰までのやることリスト
最後に、復帰までにやっておきたいことを時期ごとにまとめます。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 復帰3ヶ月前 | 家事を書き出して「やめる・減らす・任せる」に分ける。時短家電を入れて、使い方に慣れる。ネットスーパーを試す |
| 復帰1ヶ月前 | 夫婦それぞれができる家事を増やす。入園準備をすませる |
| 復帰直前 | 朝と夕方の流れを、実際に試してみる |
家事が回らないのは、あなたががんばっていないからではありません。がまんしてすべてを抱えこまず、家電やサービス、家族に頼りながら、親子の時間を守っていきましょう。
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