🔍 今回の疑問
「日経平均株価が史上初めて4万円を突破!」
このニュースを聞いて、あなたはどう思いましたか?
- 「遅れて参入すると損をするかも…今すぐ買うべき?」
- 「でも高値掴みが怖い…下がるのを待った方がいいのでは?」
投資初心者の私も同じ悩みを抱えていました。そこで今回は、この「買うべきか、待つべきか」というシンプルでいて難しい問いを、ChatGPTにぶつけてみることにしました。
その対話から見えてきた意外な視点と、初心者でも実践できる具体的なアプローチを紹介します。
📱 ChatGPTとの対話:第一幕
まずは素直に、私の疑問をChatGPTにぶつけてみました。
私:
ChatGPT、日経平均株価が初めて4万円を突破したけど、今から日本株を買うべき?それとも下がるのを待った方がいい?
ChatGPT:
日経平均が4万円を突破したことで悩まれているんですね。歴史的な高値圏に達していますが、これについては2つの見方があります。
1つは「高値圏なので調整(下落)が来るかもしれない」という見方。もう1つは「上昇トレンドが続いている証拠なので、さらに上がる可能性もある」という見方です。
投資の基本原則として、「高い/安い」だけで判断するのではなく、以下の点を考慮するとよいでしょう:
- あなたの投資目的(短期か長期か)
- 投資可能な資金の状況
- リスク許容度
- 他の投資選択肢との比較
長期投資を考えているなら、「ドルコスト平均法」という手法も検討してみてはどうでしょうか?
なるほど…でもまだ抽象的な印象。もう少し踏み込んでみましょう。
🤔 待てよ、もっと具体的に聞こう
私:
もっと具体的にアドバイスが欲しいな。僕は30代サラリーマンで、老後資金のために月5万円を20年くらい投資していきたいと思ってる。リスクは中くらいまでOK。日経平均が高値更新した今、どうするのが賢明?
ChatGPT:
ご状況がよく分かりました。30代で月5万円を20年という長期投資計画ですね。素晴らしい目標設定です。
長期投資の場合、市場のタイミングを完璧に図ることは専門家でも難しいものです。歴史的に見ると、時間の市場(タイミング)よりも市場での時間(長期投資)の方が重要である傾向があります。
あなたのケースでは、以下のアプローチが考えられます:
- 分散投入戦略: 今すぐに全額投資するのではなく、例えば月5万円を:
- 日本株インデックス(日経平均やTOPIX)に3万円
- 米国株インデックス(S&P500など)に1.5万円
- 新興国株インデックスに0.5万円 と分散させる方法。
- 時間分散も取り入れる: 例えば月5万円をさらに週ごとに分けて投資する(週1.25万円ずつ)と、高値掴みリスクが軽減できます。
- ボラティリティ(価格変動)を味方につける: 基本の積立を続けながら、市場が5%以上下落したタイミングで、追加の資金(例:ボーナスの一部)を投入する戦略も効果的です。
おお、かなり具体的になってきました。でも日経平均の「割高・割安」については触れていないな…。
📊 日経平均は本当に「高い」のか?
私:
なるほど、参考になるね。ところで、日経平均の現在の水準は歴史的に見て割高なの?それとも、まだ伸びしろがあるの?
ChatGPT:
日経平均の割高・割安を判断するには、単に数字だけでなく様々な指標を見る必要があります。現在の状況を分析してみましょう:
割高と見る指標:
- PER(株価収益率): 日経平均の現在のPERは約18倍前後で、過去10年平均(約15倍)よりやや高めです。
- バブル期との比較: 4万円台は史上最高値であり、1989年のバブル期の高値(38,915円)を超えています。
- 米国株との比較: 日本株は2021年以降、米国株と比較して大幅に上昇しており、相対的な割安感は薄れています。
まだ伸びしろがあると見る指標:
- PBR(株価純資産倍率): 日本企業全体では約1.5倍程度で、米国(約4倍)と比べるとまだ割安です。
- 企業業績の伸び: 円安による輸出企業の業績改善や、コーポレートガバナンス改革による株主還元の強化が続いています。
- 日銀の金融政策: 緩やかな金利上昇は進んでいますが、急激な引き締めではなく、段階的なアプローチを取っています。
私の見解としては: 短期的には高値圏で調整する可能性はありますが、長期的(5〜10年)に見れば、日本企業の構造改革や株主還元強化の流れは続くと予想され、まだ上昇余地はあると考えられます。
へぇ〜、こうやって分析するんだ!ただ、こんな分析をいちいち自分でやるのは難しいなぁ…。
🧠 初心者の私に実践できる戦略はある?
私:
分析はわかったけど、正直こういう指標を自分で追いかけるのは難しい…。初心者の私でも実践できる、日経平均4万円突破後の具体的な投資戦略を3つくらい教えてくれない?
ChatGPT:
もちろんです!専門的な分析を自分でやるのは確かに大変ですよね。初心者でも実践しやすい戦略を3つご紹介します:
戦略①:「3・3・4投資法」
今月の投資予定額(例:5万円)を3つの時期に分けて投資します:
- 今すぐ: 3万円(60%)を今週中に投資
- 1ヶ月後: 1万円(20%)を来月投資
- 2ヶ月後: 1万円(20%)を再来月投資
これにより、全部待って機会損失するリスクと、全部今投資して高値掴みするリスクの両方を回避できます。
戦略②:「コア&サテライト戦略」
- コア(中核): 投資資金の70%(3.5万円)を日経平均やTOPIXの低コストインデックスファンドに毎月定額投資
- サテライト(衛星): 残り30%(1.5万円)を、以下のいずれかに投資
- 日経平均が3%以上下落した週のみ買い増し
- 個別の割安銘柄(PERが業種平均より低い銘柄など)に分散投資
- 高配当株ETFなど、インカムを重視した商品に投資
戦略③:「逆張りバリュー戦略」
日経平均が高値更新中の今、あえて出遅れている業種や銘柄に注目する戦略です:
- 日経平均が上昇する中でも、下落・横ばいの業種(例:公共・インフラ関連)をチェック
- 高配当かつPBRが1倍前後の銘柄に投資資金を集中
- 月5万円のうち4万円はインデックス投資を継続し、1万円を「お宝探し資金」として活用
これらの戦略は、専門知識がなくても「買う場所」と「買うタイミング」を分散させることで、リスクを抑えつつ参加できる方法です。特にお勧めは戦略①で、シンプルながら効果的です。
おお!これは自分でもできそう!特に「3・3・4投資法」はシンプルで良さそうだな。
🚨 最後の疑問:暴落リスクへの備え
私:
「3・3・4投資法」、わかりやすくていいね!最後に一つだけ。もし近い将来、株価が大きく下がってしまったら、どう対応すればいい?
ChatGPT:
とても大切な質問です!暴落時の対応は投資成績を大きく左右します。初心者向けの具体的なアドバイスを3つご紹介します:
【暴落時の鉄則①】パニック売りをしない
歴史的に見て、相場の暴落は「一時的」なものです。日経平均の過去の大幅下落局面(リーマンショック、コロナショックなど)からは、2〜3年以内に回復していることが多いです。
📌 実践ポイント: 暴落時こそニュースやSNSを見すぎないこと。一時的な感情に流されず、当初の投資計画を守りましょう。
【暴落時の鉄則②】「買い増し資金」を準備しておく
暴落は「セール」と考えるのが長期投資家の視点です。普段の投資とは別に、暴落時専用の「買い増し資金」をあらかじめ用意しておくと良いでしょう。
📌 実践ポイント: 月々の投資額(5万円)の10%程度(5千円)を「暴落対応資金」として別口座に積み立てておく。日経平均が20%以上下落したタイミングで使うと効果的です。
【暴落時の鉄則③】「平均取得単価」に注目する
暴落時は「損した気分」になりがちですが、むしろ平均取得単価を下げるチャンスです。
📌 実践ポイント: 毎月の定期報告書で「平均取得単価」と「現在の価格」を記録する習慣をつけておくと、暴落時も冷静に判断できます。
投資の世界では「暴落は贈り物」とも言われます。長期目線で見れば、暴落時こそ資産形成の大きなチャンスなのです。あらかじめ心構えと資金の準備をしておきましょう!
なるほど!暴落への心構えができたぞ。
🎯 今日から実践!私の投資決断
ChatGPTとの対話を通じて、「日経平均4万円突破」という状況下での投資判断に必要な視点が見えてきました。
📝 私の投資決断:
- 基本戦略として「3・3・4投資法」を採用
- 今週中に投資予定額の60%を投資
- 残りは1ヶ月後と2ヶ月後に分けて投資
- 投資先は「コア&サテライト」で構成
- コア(70%):日経平均インデックスファンド
- サテライト(30%):高配当株ETF
- 暴落対策として
- 毎月5千円を「暴落対応資金」として別口座に積立
- 日経平均が20%以上下落した場合のみ使用
何より大切なのは、「完璧なタイミング」を求めず、時間を味方につけるという考え方だと理解できました。
高値更新の今だからこそ、「買い方」と「心構え」をしっかり決めておくことが重要なのですね。
💬 あなたはどうする?
「日経平均4万円突破」の今、あなたならどのような投資判断をしますか?
※このブログは投資助言ではなく、学習記録です。実際の投資判断は自己責任でお願いします。
コメント